we.ストレッチができるまで②
代表の飯田です。
前回の記事では起業に向けての大きな方針まで決まりました。
では、何の事業をやろうか…
私は、スポーツが好きで、マラソンやトライアスロンをやったり、小学生の息子はサッカーを頑張っています。
しかしスポーツビジネスと言っても、どんなビジネスがあるのか全くわかりません。
そこで、早稲田大学スポーツMBA Essence というカリキュラムがあることを知り、第3期生として受講することにしました。
そこで色々な出会いがあったり、ビジネスを学ぶのですが、その話はまた別の機会に。
スポーツビジネスはいずれやりたいものの、土地勘がなさすぎて最初の事業としては向いていません。
実際に何から始めるか、スポーツとは直接関係がなくても、身体の健康やメンテナンスといった分野に絞り、自分がよく行くマッサージ店や、ヘッドスパ店といった候補が上がっていました。
ある時、行きつけの美容院のオーナーに相談してみると、「最近、ストレッチ専門店が流行ってるらしいよ」と聞き、早速近くの大手ストレッチ専門店に行ってみました。
ストレッチ専門店という業態はそれまで知りませんでしたが、体験してみると確かにこれまでにない感覚を味わい、これからニーズも高まりそうだと直感しました。
マッサージのように指圧だけでなく、深いインナーの筋肉まで伸ばすので、気持ちよさとともに身体機能の改善にも繋がります。また、受動的に寝て受けるものなので、マッサージ的なリラックス効果も感じられ、身体がスッキリします。マッサージとトレーニングの要素を併せ持ち、スポーツをやる人にはパフォーマンス改善になるし、スポーツをやらない人も腰痛などの身体の悩みを改善することができます。
一方で、大手ストレッチ専門店に何回か通ってみると、課題も感じました。
そこは回数券のチケット制で、回数券が切れそうなになると、どうしてもセッションの中で営業を受けて、回数券を買わされる感覚になり、そこが自分にとってはペインポイントでした。
IT業界では、サブスクリプションモデルという、毎月一定の金額を払えば、サービスを受け放題というモデルが流行していました。NETFLIXやDAZNもそうですし、アメリカではAIスタイリストが毎月おすすめのコーディネートを届けてくれるStitch Fixというサービスも人気です。
ストレッチ専門店も通い放題まではできなくても、月額制にして毎回の支払いの煩わしさを無くせば、差別化の一つになるのではないか、というところから「月額制マンツーマンストレッチ専門店」というサービスにいきついたのです。
続きはまた次回のお楽しみに…