we.ストレッチができるまで①
代表の飯田です。
IT企業で約20年間の経験を経て、we.ストレッチを始めることになりました。
日々考えていることや、起業の背景などを書いていこうかと思います。
元々、いつかは起業したいと考えていましたが、起業の時期についてはある本で読んだ内容がしっくりときました。
その内容は大まかにいうと、人生には4つの大きなフェーズがあり、
第1フェーズ:社会に出るまでの育成期
第2フェーズ:社会に出て1人前になるまでの成長期
第3フェーズ:人生でやりたいことを叶える自己実現期
第4フェーズ:次の世代に継承していく還元期
という考え方です。
人によって様々かと思いますが、大体1フェーズあたり20〜25年くらいではないでしょうか。(私は42歳での起業となりました)
前職では、海外展開や新規事業などやりがいのあるポジションを任せて頂き、非常にありがたい事でしたが、2019年に東証一部上場を経験し、そろそろ自分の力で勝負する時がきたかな、と思うようになりました。
第3フェーズにチャレンジしようと思ったのです。
さて、起業にあたり、大まかな方針を決めました。
①IT業界以外で起業する
②なるべく自己資本で始める
③急速な拡大ではなく着実な成長を求める
①IT業界以外で起業する
IT業界も成熟してきており、競争環境も激しく、似たようなアイデアが溢れ、集客コストも上がり、新規ビジネスを立ち上げる大変さを身にしみてわかっていました。
そもそもIT業界で起業するなら、そのまま前職にいれば豊富なリソースがあるし、チャレンジできる環境もあったので、辞める理由がありません。
何より、同じ業界で起業することが「なんかカッコ悪いな」と思ったのです。
②なるべく自己資本で始める
ベンチャーキャピタルから資金調達して上場を目指す!、といった世界は幸い前職で経験し、メリットももちろんありますが、やはり事業計画と進捗に追われ、拡大第一になってしまいます。
まずはスモールスタートでも、しっかりと価値のあるビジネスをじっくりと作ることが大事で、それには全て自分の責任で試行錯誤しながらやるのが自分には合っていると思いました。
③急速な拡大ではなく着実な成長を求める
IT業界でものすごいスピードで新しいサービスが生まれては終わっていく、画面越しでのユーザーとのコミュニケーションに終始する、という経験をずっとしてきたので、
「リアルな世界でお客様と対面しながら信頼を得てサービスを広げていく」ということをやりたいなと思いました。
人生100年時代やAIの時代と言われますが、リアルな世界で人の身体をメンテナンスする仕事は今後もなくならないだろう、という直感と、まだIT化が進んでいない業界に自分が新しい価値を提供できるのではないか、という想いがありました。
IT業界以外で、自己資本で、リアルな世界で少しづつ信頼を得て、着実に成長していく、というところから、「会員制マンツーマンストレッチ店」というアイデアに繋がっていきます。
続きはまた次回のお楽しみに…